症状

「黒い点が見える」「虫が飛んでいるように見える」方は眼底（眼の奥）の網膜や視神経という箇所の病気が原因の可能性があるため、一度眼底の検査が必要です。

また、物が歪んで見えたり、糖尿病や高血圧の方も定期的な眼底の検査が必要になります。

眼底検査は眼の奥をしっかりと診察するため、場合によっては瞳孔を開かせる点眼薬をさし検査を行う場合があります。

瞳を開くと眼に入り込む光の量が増えるためまぶしく感じ、一時的に視力も低下するため、お車でのご来院は避けてください。

また、瞳が開くまで20～30分時間がかかるため、お時間に余裕をもってご来院ください。

症状

白内障は、眼球内にあるレンズ（水晶体）が混濁した状態のことをいい、混濁の程度や範囲、部位に応じて様々な視覚障害を引き起こします。

主な症状は「かすみ」「眩しい」「ものが二重に見える」「視力低下」などです。

「かすみ」は混濁したレンズを通してものを見るためであり、「眩しさ」や「視力低下」は混濁したレンズにより眼内に入った光が錯乱するためです。

当院では白内障の患者様が、現在混濁の程度や範囲がどのくらいのレベルなのかを丁寧に説明致します。

治療・対処

症状が軽度の場合は点眼薬を使用していただき、症状がこれ以上進行しないよう対処していきます。

レンズの混濁の程度や範囲が大きい場合は手術療法となります。

濁った水晶体を取り除き、人工のレンズを挿入する手術を行うことで症状を改善させることが可能です。

当院では手術を行っていないため、近隣医療機関をご紹介しております。

症状

緑内障とは、眼の奥にある視神経という部分に異常が起こり視野が欠けてしまう病気です。

一度欠けてしまった視野は回復することがないため、定期的な通院と検査を行い緑内障の進行を抑えることが大切です。

人間の眼は2つあるため片眼の視野に異常があっても、もう片眼で補えてしまうため緑内障は自覚しにくい病気と言われています。

会社の健康診断などで「緑内障の疑い」を指摘された場合は眼科の受診が必要不可欠です。

緑内障の発症・進行に関わる最も重要な因子は眼圧（眼の中の圧力）と言われていますが、緑内障の家族歴・強度近視・遺伝子等の因子の関与も知られています。

少しでも気になるところがあれば、お気軽にご相談ください。